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見える歴史 vol.1 「横浜港開港」

約 3 分
見える歴史 vol.1 「横浜港開港」

MobilExSchoolがお送りする「見える歴史」。
歴史を上手に使う「歴使者」が、学校の授業で勉強した以来「むかし」と「いま」のつながりを見失ったひとたちに見せる、歴史コラムです。

【今日は何の日】 「横浜港開港」

安政6年(1859年)6月2日に横浜港が開港しました。

嘉永6年(1853年)のペリー来航は“太平の眠りを覚ます上喜撰たった4杯で夜も眠れず”と表現され、当時の混乱した様子を感じることができます。その後、日本はアメリカとの交渉に失敗し、日米修好通商条約を締結し、諸外国に港を開くことになります。

実は、日米修好通商条約には、横浜開港の文字はありません。アメリカが要求したのは神奈川開港でした。当時の日本は、神奈川が東海道に面した要所であるため、となりの小さな漁村だった横浜に外国船を受け入れる体制を整えました。

現在の横浜は、東京23区に次ぐ人口密集地で、きれいに整備された港を活かした国際的な観光地です。年間4,000万人以上が観光を目的に横浜を訪れます。この横浜のターニングポイントは、158年前の6月2日と言っても良いかもしれません。
(日付は旧暦です)

【今日の名言】 “太平の眠りを覚ます上喜撰たった4杯で夜も眠れず”

「今日は何の日」でもとりあげた狂歌です。
上喜撰とは、緑茶の銘柄「喜撰」の上物という意味です。

“上喜撰の茶を四杯飲んだだけなのに、カフェインの作用で、夜眠れなくなってしまった” という表向きの意味と、”わずか四杯(船を一杯、二杯と数えることがある)の異国からの蒸気船(上喜撰)のために、国内が騒乱して夜も眠れなくなってしまった”という意味をかけて揶揄した歌です。

国の一大事とも言える状況を、楽しんでいるような歌です。現代に生きる私たちは、そのような状況を同じように表現できるでしょうか。

言葉の力、表現力を感じることができます。

【今日のことわざ】 “有為転変は世の習い”

意味は 「この世は常に激しく移り変わり、とどまることなく変化するものだ」 ということです。

いま世界で起きている様々の出来事は、すべて固定したものではなく、常に移り変わっていくものです。
「有為」とは、仏教語で、因縁によって生じた様々な現象のことを表します。また、「習い」は「学習する」の意味ではなく、「世の中の常」という意味になります。

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老若男女がここでしか味わえない体験を通して、色々と変わりゆく時代を賢く明るく主観的に生きる力をつけるための学校です。

それは毎日が夏休みのような楽しい体験。

名前の由来は、

「mobile」=移動式

「ex」=体験

「school」=教室

ここで起きる全ての体験が学びです。
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