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見える歴史 vol.4 「時報の開始」

約 3 分
見える歴史 vol.4 「時報の開始」

MobilExSchoolがお送りする「見える歴史」。
歴史コラム第四弾は、時報の歴史。

【今日は何の日】 「時報の開始」

671年6月7日に、天智天皇が漏刻をつくって国民に時を知らせました。漏刻というのは水時計のことで、漏刻で時を計り鐘鼓で国民に時を知らせました。これが最初の時報だといわれています。
天智天皇は、皇太子の時代、つまり中大兄皇子の時代に、中国の漏刻を真似て飛鳥寺に漏刻をつくりました。即位後にそれを整備して、正式に時を計り、鐘を鳴らして時を知らせ、宮中の仕事を管理したといいます。四段の水槽の上から水を流し、五段目の水槽に水が落ちてくる量で時を計っていました。これはサイフォンの原理を利用したものです。この漏刻は平安時代末期まで使われていたようです。鎌倉時代以降の武家政権になると、朝廷権力が弱くなると同時に朝廷による時間支配も崩れていきました。江戸時代になると和時計が開発されます。
漏刻と鐘鼓による時報は時間のおおまかな目安とされており、鐘が鳴ると役人が手元のを焚いて燃え尽きるまでの時間を管理したようです。現代では、業界によってはスケジュール表のことを香盤表といいますが、これは当時の時間の測り方が由来になっています。
(日付は旧暦です)

【今日の名言】 “Carpe diem”

古代ローマの詩人ホラティウスの詩に登場する言葉。ラテン語でカルペ・ディエムと読みます。直訳すると「その日を摘め」、英語では”Seize the day”(その日をつかめ)と訳されます。

ホラティウスは「今日という日の花を摘め」という一文で、「いまを生きろ」と言おうとしていると言われています。

ロビン・ウィリアムズが主演の映画『いまを生きる』でも登場する言葉で、劇中では教師が生徒たちへ伝える大切なメッセージになっています。

【今日のことわざ】 “歳歳年年人同じからず”

意味は 「人の世は無常である」 ということです。
無常とは仏教語です。

来る年ごとに花は同じように咲くけれども、その花を眺める人はその年ごとに異なっているものです。

ものの見え方も、考え方も、常ではなく、変わっていくものです。

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老若男女がここでしか味わえない体験を通して、色々と変わりゆく時代を賢く明るく主観的に生きる力をつけるための学校です。

それは毎日が夏休みのような楽しい体験。

名前の由来は、

「mobile」=移動式

「ex」=体験

「school」=教室

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