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見える歴史 vol.5 「フン族が北イタリア占領」

約 3 分
見える歴史 vol.5 「フン族が北イタリア占領」

MobilExSchoolがお送りする「見える歴史」。
歴史コラム第五弾は、世界の歴史から、あまり知られていない遊牧騎馬民族のフン族の歴史です。

【今日は何の日】 「フン族が北イタリア占領」

452年6月8日に、西ローマ帝国が統治するイタリア半島にフン族という遊牧騎馬民族が侵入して北部を占領しました。
イタリア半島に侵入したのはゲルマン民族だと理解している人は多いと思います。これは有名なゲルマン民族大移動です。それではフン族が何者かというと、フン族こそ、このゲルマン民族が大移動する原因をつくった民族なのです。
フン族は、中央アジアの草原地帯から発生した民族だとされていますが、詳しいことはわかっていません。彼らに何かが起きて、西へ進み、ヨーロッパに侵入しゲルマン民族と衝突、その後、ゲルマン民族は南に押し出されるように移動し、ローマ帝国領内に侵入します。これが原因で、当時ローマ帝国が分裂したあとの西ローマ帝国は滅亡するのです。
気になるのは、フン族が西に進んだ理由です。これには有名な一説があります。フン族は歴代中国王朝を脅かした遊牧騎馬民族の匈奴だったとする説です。1世紀末頃、匈奴は漢王朝の攻撃で滅亡したと伝えられ、アジアから姿を消しています。時を経て、突然とヨーロッパに遊牧騎馬民族のフン族が現れるのです。多くの歴史家たちが、漢王朝に攻められた匈奴の生き残りが西に進み、ヨーロッパでフン族と言われるようになったといいます。ヨーロッパの大国である西ローマ帝国の滅亡は、東アジアの大国の漢王朝の領土拡大が遠因ということになります。共に全盛期の時代には使者を派遣し合う関係にあった国同士ですが、歴史の皮肉な出来事です。(日付は旧暦です)

【今日の名言】 “学ぶことをせず空想する者は、翼を持つ。しかし、足を持っていない。空想は魂の眠りである。”

18世紀フランスのエッセイストのジョセフ・ジュベールの言葉。空想することは想像力を豊かにします。それを発言し、行動できたら、もっと豊かな人生になるかもしれません。

眠らせておくのはもったいない。

【今日のことわざ】 “魚網鴻離”

意味は 「求めるものが得られず、求めていないものが得られる」 ということです。

魚を捕らえようと網を張っていたのに、網にかかったのは鴻(おおとり)だったことに由来することわざです。

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