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見える歴史 vol.8 「築地小劇場が開設」

約 3 分
見える歴史 vol.8 「築地小劇場が開設」

MobilExSchoolがお送りする「見える歴史」。
演劇の歴史を見える化した歴史コラム第八弾をお送りします。

【今日は何の日】 「築地小劇場が開設」

1924年6月13日、現在の中央区築地2丁目に日本初の新劇の常設劇場として築地小劇場がオープンしました。

新劇とは、ヨーロッパの近代的な演劇を目指す日本の演劇のことで、築地小劇場は新劇劇団の名称でもありました。一方で、日本の伝統的な演劇にあたる歌舞伎や能などは旧劇と呼ばれます。開設したのは演出家の土方与志と劇作家の小山内薫のふたり。1924年と言えば、関東大震災の翌年で、震災復興のために建築規制が緩められたことが、この劇場建設を後押ししました。

開設から様々な作品が上演されてきましたが、附属劇団の分裂や第二次世界大戦の激化に伴う統制が厳しくなり衰退します。1944年12月の演劇公演を最後に、翌1945年3月に東京大空襲で建物も焼失してしまいました。

しかし、築地小劇場という劇団に始まった新劇の流れは、文学座や俳優座、戦後には劇団民藝、地方の劇団に受け継がれました。有名な劇団四季もその流れのなかにあるといわれます。

大正末期の出来事ですが、関東大震災からの復興を象徴し、大正ロマンを象徴する文化的事象のひとつです。
(日付は新暦です)

【今日の名言】 “歴史はまず悲劇として演じられ、次に喜劇として繰り返される”

20世紀の知識人で思想家のジャック・エリュールの言葉。

この「歴史は繰り返す」という内容の言葉は、いろいろな時代に言われている言葉です。カール・マルクスがヘーゲルの著書を自身の著書に引用した言葉としても有名です。

一番最初に発言した人は「歴史の父」と呼ばれる古代ギリシアの歴史家ヘロドトスの言葉だとされています。

【今日のことわざ】 “二の舞を演じる”

意味は 「前の人と同じ失敗をくり返す」 ということです。

雅楽の舞曲『安摩』の舞の次に演じられる舞で、老爺と老婆が、わざと失敗しながら『安摩』を演じる滑稽な舞に由来するといわれています。省略して「二の舞」ともいいます。

「二の足を踏む」と誤用する人が多いことでも有名な言葉です。

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