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見える歴史 vol.23 「『不思議の国のアリス』刊行」

約 3 分
見える歴史 vol.23 「『不思議の国のアリス』刊行」

「不思議の国のアリス」は聖書やシェイクスピアに次ぐといわれるほど多くの言語に翻訳されて出版されている書物のひとつです。そのはじまりは友だちの子どものために即興でつくった物語がもとになっています。
その友だちの子どもの名前はアリス。すでにこの時点で「不思議の国」のなかの出来事のような歴史コラム第23弾です。

【今日は何の日】 「『不思議の国のアリス』刊行」

1865年7月4日、ルイス・キャロルのとても有名な著書『不思議の国のアリス』が刊行されました。

著者のルイス・キャロルはペンネームで、本名はチャールズ・ラトウィッジ・ドジソン。イギリスの出身で職業は数学者なのです。
ルイス・キャロルというペンネームは、チャールズ・ラトウィッジのアルファベットのつづりを入れ替えて創作したペンネームです。

彼の作品のなかには「かばん語」という、複数の語のそれぞれの一部を組み合わせてつくられた混成語がよく登場しますが、つづりの配列を変えたり、単語の組み合わせを考えたりする言葉遊びが好きだったようです。
たとえば「粘滑(ねばらか)」という言葉です。滑らかで粘っこい。英語ではlithe and slimyでslithyとつづります。
また、作中に登場する歌は、伝統的な童謡などのパロディになっていて、少し笑える言葉遊びと相まって、まるでこの時代の児童文学を支配していた教訓主義をユーモアに皮肉っているように感じるのです。
それでも『不思議の国のアリス』は聖書やシェイクスピアと同じように多くの言語に翻訳されている作品であり、ウォルト・ディズニーなどが映像化するなど、現代にもしっかりと生き続けています。

ストーリーは知っている人が多いと思いますが、物語にも主人公のアリスにもモデルがあります。
書籍刊行の3年前の7月4日、ルイス・キャロルは、知人の娘アリス・リデルとその姉妹たちと一緒に川遊びをしているとき、アリスのもとめに応じて即興で物語をつくって聞かせました。これがもとになっています。
そしてもうお気づきだとは思いますが、『不思議の国のアリス』の主人公のアリスはアリス・リデルなのです。
それから一度の手書き本の作成を経て、友人のすすめもあって思い出の7月4日に『不思議の国のアリス』は刊行されるのです。(日付は新暦です)

【今日の名言】 “どっちへ行きたいか分からなければ、どっちの道へ行ったって大した違いはないさ。”

ルイス・キャロルの言葉。
彼の人柄を感じる言葉です。

【今日のことわざ】 “色即是空”

意味は 「この世のすべてのものは形をもつが、その形は仮のもので、本質は空(くう)であり、不変のものではない」 ということ。

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