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見える歴史 vol.24 「ビキニスタイルの日」

約 3 分
見える歴史 vol.24 「ビキニスタイルの日」

「ファッションはすたれるが、スタイルは永遠だ」というイヴ・サンローランの言葉。ビキニとはセパレートの極小の水着であり、そのスタイルです。現在のビキニスタイルは多様でトライアングルビキニ、ホルターネック、チューブトップ、マイクロビキニ、タンキニ、モノキニなど。タンキニはタンクトップとビキニ。モノキニなんてワンピース水着にも見えるビキニってそれはもうビキニスタイルを超えているようにも思います。
ファッションの歴史。そのネーミングには当時の時代を映すように原爆に由来するものが多い歴史コラム第24弾です。

【今日は何の日】 「ビキニスタイルの日」

1946年7月5日、フランスのファッションデザイナーのルイ・レアールが、世界で最も小さい水着としてビキニスタイルの水着を発表しました。

ビキニスタイルとは、真面目な辞書によると、「胸と腰をわずかにおおうだけのセパレーツ型の女性用海水着」とのこと。
下着販売の仕事をしていたルイ・レアールがビーチで女性を観察していたときに、肌をきれいに焼くために水着の端をまくりあげているのを見て、セパレート型の水着を思いついたといいます。

ビキニ発表の2カ月前、ジャック・エイムという人物がセパレート型の水着を発表しています。それ以上分割できないという意味から「アトム」(原子)と名付けて売り出しました。彼がデザインしたアトムのボトムはへそが隠れるぐらいハイウエストでビキニとは異なるスタイルでしたが「世界最小の水着」としてアピール。
遅れてルイ・レアールはアトムより小さな水着をデザインして製造をはじめました。その小ささは当時のモデルたちに着用を断られるほど。最終的にモデルになったのはヌードダンサーでした。

水着発表の4日前の7月1日。
アメリカがマーシャル諸島のビキニ環礁で原爆実験を実施。そのニュースは瞬く間に世界をかけ巡りました。
ルイ・レアールは、水着の小ささと周囲に与える破壊的威力を原爆に例えて、この水着を「ビキニ」と名付けました。彼は発表のときに”like the bomb, the bikini is small and devastating”(ビキニは小さくて破壊的だ、まるで原爆のように)と説明したといわれています。
アトムのアピールになぞらえて「世界最小の水着よりも小さい」と広告しました。

へそを露出する初めての水着であるビキニの衝撃はまさに破壊的で、発表当初には着用禁止のビーチが出るほどでした。しかしビキニは大ヒット。
先に発売していたアトムもビキニというカテゴリーのなかで販売されました。
ルイ・レアールはその後も自身がデザインした露出の多いビキニの神秘的な雰囲気やイメージを大切にしていました。
(日付は新暦です)

【今日の名言】 “ファッションはすたれるが、スタイルは永遠だ”

イヴ・サンローランの言葉。
ルイ・レアールはスタイルを作ったのです。

【今日のことわざ】 “伊達の薄着”

意味は 「着膨れして格好が悪くなるのを嫌い、寒いときでも我慢して薄着をとおす」 ということ。

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老若男女がここでしか味わえない体験を通して、色々と変わりゆく時代を賢く明るく主観的に生きる力をつけるための学校です。

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「mobile」=移動式

「ex」=体験

「school」=教室

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