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「I love you」を夏目漱石風に訳してみた〜イベントレポート〜

約 8 分

最近言ってますか?
I love you」。
僕もここ最近、カバンに入れていくのを忘れ、家の物置に閉まったまま。

そんな折、6月27日の「今日は何の日」にて「演説の日」という記事を配信しました。

この中で福沢諭吉が「英語の「スピーチ」を「演説」と訳し、ディベートを「討論」と訳しました。」とお伝えしましたが、同じようにこの時期、「love(愛)」「society(社会)」「individual(個人)」「nature(自然)」など今では当たり前に使われている言葉たちが大量に鎖国後の日本に輸入されました。

まだ体感していない言葉たちをどうやって、日本人が理解できるように伝えようか。
きっとそれは大変な作業でありながらもきっと楽しいものだったのではないか。
そんな偉人たちの気持ちを少しでも味わってみよう。

そしてやはり意識したのは、夏目漱石が「I love you」を『月がきれいですね』と訳したと言われる逸話。
それを僕らも実際にやってみよう。そして埃のかぶった「I love you」を引っ張り出そうということで、
7/6(木)アキナイ山王亭で『居酒場「や」』の時間帯をお借りし、
【「I love you」を夏目漱石風に訳してみる】というイベントを開催しました。

今回、90年代のヒット曲から下記の曲名を題材にしました。

  • I LOVE YOU
  • SAY YES
  • Hello, Again
  • I’m proud
  • CAN YOU CELEBRATE?

みなさん、お馴染みの曲ですよね?
いとしさと切なさと懐かしさが同居する中、1曲1曲ずつみんなでランダムに発表して行きました。

参加者を知ってる人は誰が言ったか想像しながら読むと楽しいですよ。
下ネタもありますが、それも「学び」と言うことで全てアップします。

1.「SAY YES」

チャゲ&飛鳥の名曲「SAY YES」。
僕は死にましぇん、あなたが好きだからは社会現象にもなりましたね。

みなさんの訳を見て行きましょう。

<Eさん>
・許す

<Dさん>
・俺にしたがえ!

<Cさん>
・俺の味噌汁を作れ
・あいつと別れろ
・全てが見たい

<Fさん>
・ありがとう

<Bさん>
・神に祈れ
・始まりの合言葉
・幸せの第一歩

<Aさん>
・瞳はうそつかない

<Gさん>
・嫌よも嫌よもスキのうち
・一度でいいから言ってくれ

<Mさん>
・惚れた方が負けやろ
・素直のままで

<Kさん>
・明日もまた会えるね
・体は正直だぞ

最初の話の流れはどちらかというと、「俺の味噌汁を作れ」的な亭主関白な訳が多かったんですが、
ありがとう」が転機となり、「明日もまた会えるね」的な少し優しい訳に変わって行きました。

個人的に好きなのは「瞳はうそつかない」「許す」ですかね。

2.「I’m proud」

天使でしたね、中学生の時の僕にとっての華原朋美は。
それほどまでに強烈なデビューをしながらも、その後は色々とあり、この「I’m proud」が染み渡ります。

<Eさん>
・乗り越えたんだから

<Dさん>
・明日は明日の風が吹く!
・私は心折れない!
・愛の形は人それぞれ・・・

<Cさん>
・心の中にダイヤを持つ
・未練がましいのも自分らしさ
・想いは届く、想えば届く
・どんな「好き」でも「好き」は「好き」
・世界はいつも冒険で満ち溢れている

<Bさん>
・俺に任せておけ!
・いつも心に夢を持て
・胸を張って生きよう

<Aさん>
・過去は変えられない
・あやまちを受け入れる
・どんなことがあっても
・世界はいつも冒険で満ち溢れている

<Fさん>
・私はココにいるよ
・これが私のキモチ

<Gさん>
・自分を認める大切さ
・母のxxxが私の中にある
・23歳で出会ったビールと一緒に居てほしい

<Kさん>
・あやまちと決めるのは私
・小室が私のカラダの中にいるよ
・早いのは君のせい
・私には私の血が流れてる
・履歴を消す必要はないよ

<Mさん>
・今を生きる
・両親に感謝
・一人だけ見てくれてありがとう

全体的に「あやまちを受け入れる」「未練がましいのも自分らしさ」のようなもの、
全ては自分の意思であり、これからも意志である、そしてそれは必然とでも言うべきようなイメージでした。

当日その場ではあまり理解されていませんでしたが、
23歳で出会ったビールと一緒に居てほしい」と言うのは、すごくいいな〜と思いました。

3.「CAN YOU CELEBRATE?」

この曲を聴くと僕はリリーフランキー氏を思い出します。
それで理解できる人はきっと友達になれます。

<Fさん>
・大切なもの見つけた
・言葉にするのは難しい

<Eさん>
・その手を繋いて

<Dさん>
・気持ちの問題!
・今日は素直になりたい。

<Cさん>
・何があっても味方でいてね
・照れずに父親に「ありがとう」と言える日
・今日だけは私を見て

<Aさん>
・あなたと一緒に居たかった
・輪になろうよ
・無言の安心感

<Bさん>
・朝まで騒ご!
・あなたを囲んで
・「ありがとう」って言いたいね。

<Gさん>
・世界がバラ色に見える
・やっとあなたに出会えたのそれも皆のおかげ
・むかい酒で忘れよう

<Mさん>
・大田区に来てよかった
・ヤーマン!
・あなたとの時間は忘れない
・待ってます、ノーマライゼーション

<Kさん>
・世界は男女で出来ている
・今日はおっぱい大きいね
・もうその話はやめよう
・あなたと私の差は何?
・これまでのことは水に流しましょう
・その安いプライドは誰のもの

最初はどちらかというと一緒に騒ごう「朝まで騒ご!」「楽しい時間はいつまでも続いていく」的なものが出て来ていたのですが、そこから結婚式の話になり「照れずに父親に「ありがとう」と言える日」と言うのが出てからは、「これまでのことは水に流しましょう」的な前向きな気持ちの部分にと言う風になって行きました。

確かに過去に縛られてしまうものだけど、それを解き放つことで見えてくるものも多いのかもしれませんね。

個人的に好きなのは「ヤーマン!」「今日はおっぱい大きいね」あたりですかね。。

4.「Hello, Again」

こちらも本当に青春の曲ですね。
againっていう響きは色々なことを思い出させます、それがagainっていうことなのでしょうか?

<Eさん>
・ジグソーパズル

<Dさん>
・過去と未来
・輪廻転生

<Cさん>
・されど何度も恋をする
・こうして「似た人」を好きになる

<Fさん>
・出会いと別れ

<Bさん>
・(何度)生まれ変わっても君を見つける
・似た人を見かけると泣けてくる

<Aさん>
・思い出と想い出

<Gさん>
・息子とデート
・友達は永遠

<Kさん>
・これが欲しかったんでしょ?
・後ろを振り向くな
・そういえばどこかであったよね(飲み屋にて)

<Mさん>
・一期一会、アキナイ亭

再び会うという現象がどういうことを呼び起こすのか?
その辺りをそれぞれがどう捉えるのか?ということが焦点でした。

ジグソーパズル」なんてすごく深い訳ですよね。
そして何と言っても「こうして「似た人」を好きになる」は響きますね。

5.「I LOVE YOU」

今回のメインテーマ「I LOVE YOU」。
きしまないベッドの上でも振動を」これが僕の自信作です。

<Eさん>
・くさくてもいいよ
・四六時中占領したい/されている

<Dさん>
・あの着メロが流れるのを待っている!
・トランキーロ!
・人肌が恋しい・・・

<Cさん>
・手をつなごう
・少し体温が上がる
・一人でいる人生の方が長いのに、どうして一人がこんなに寂しいのだろう
・この夜を乗り越えろ

<Fさん>
・二人だけの時間
・一緒に「時」を過ごそう
・そっと口付けを

<Aさん>
・晩酌する幸せ
・息ができない
・目で追いかける切なさ
・電話のドキドキ

<Bさん>
・あなたの顔が見られません
・7:26 3両目
・あなた、行ってらっしゃい
・夜明けのコーヒーを飲もう
・いつも一緒、ずっと一緒
・手を繋いでもいいですか??

<Gさん>
・バレンタインのドキドキ番長
・おぼれる俺にキスをして
・どんなきれいなお尻よりもあなたのお尻をずっと見ている

<Kさん>
・ダメだ、息子が言うこと聞かない
・君の子が欲しい
・君がいい
・ドキがムネムネしてる

<Mさん>
・一期一会、忘れない

もうどれもがいいですね。
本家夏目漱石風の「あなたの顔が見られません」なんかすごく青い春を思い出しますし、
どんなきれいなお尻よりもあなたのお尻をずっと見ている」こちらはちょっとわかりませんが、
晩酌する幸せ」や「一緒に「時」を過ごそう」は幸せな風景が浮かびます。「ドキがムネムネしてる」は動揺している様までうまく捉えている気がします。「一期一会、忘れない」忘れないですよね、この気持ち。
あの着メロが流れるのを待っている!」なんてほんとそんな時がありましたよね。
そして「くさくてもいいよ」、こちらはペットに向けたセリフでした。「少し体温が上がる」、体温ってすごくいい響きですよね。

多様性という言葉がありますが、このような簡単な英語からでも皆の感じ方が違うということがすごく、その言葉を表していると感じました。気持ちが入って熱くなるシーンにはこちらも心を動かされました。

例えばいきなり自分の意見を言え!って言われたら恥ずかしくて言えないようなシーンでも、
こういうわかりやすい題材を元にするとスッと自分を出せるということが特徴的で、思いつきで始めたにしてはなかなか楽しい時間を過ごすことができました。

「意味は拡張していい」そしてそれが「AR」だと。「あ(A)いしてる(R)〜」
「I LOVE YOU」ということですね。

そんな風にただ訳すだけでなく、そこに溢れる空気感、温度を感じ、表現すること。
そんなことを学校で今後もやっていけたら嬉しく思います。

About The Author

ウルサイ株式会社,モバイルスクール代表町田 佳路
苦手なものばかりでここまで来ましたが、最近ようやく新しいことに挑戦しようという気概が出て来ました。
学習が苦手だからこそできることをこの場でやって行けたらと思っています。
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