MobilExSchool

未来をひらくための学校

見える歴史 vol.28 「友情、努力、勝利は子どもたちの栄養素」

約 3 分

週刊少年ジャンプをはじめとした少年マンガ雑誌の全盛期は1990年代。まさに少年時代をおくっていたぼくの成長の糧になっています。いつの時代も漫画にはわくわくどきどきが溢れていることが良いと思います。歴史コラム第28弾。

【今日は何の日】 「友情、努力、勝利は子どもたちの栄養素」

1968年7月11日、週刊少年ジャンプが創刊されました。当初は月2回刊の少年漫画雑誌『少年ジャンプ』として創刊され、翌1969年に週刊になり『週刊少年ジャンプ』に改名しています。

週刊少年ジャンプといえば、「友情」、「努力」、「勝利」をキーワードにしていて、すべての掲載漫画にはこの要素のいずれか1つが必ず入っているのです。この3つのキーワードは小学生を中心とした子どもたちにアンケートを実施して選ばれた言葉たちです。

こういったキーワードだけではなく、日頃から読者の声を大切にする編集部は、他誌よりもよく読者アンケートをして、編集の方針や誌面の構成を考えているそうです。
また集英社編集部は、新人作家を積極的に採用したり、集英社と専属契約をむすぶことを必須にしています。
背景には、創刊当時に人気漫画家を確保できなかったことがありますが、現在ではその点を週刊少年ジャンプのウリにして、新人育成に力を入れているのです。
こうした企業努力があって、週刊少年ジャンプは1990年代前半には公称発行部数602万部を突破し、全国紙(新聞)の発行部数を抜きました。
そして1995年3-4号で歴代最高部数653万部を達成しています。
連載されていた主な作品は「SLAM DUNK」、1980年代後半から続く「ドラゴンボール」「ジョジョの奇妙な冒険」などでした。

さまざまな分野でデジタル化がすすみ、出版・印刷業界にとって厳しい時代といわれて久しいですが、週刊少年ジャンプも発行部数を300万部弱にまで落とし、現在は専用アプリで読むことができるサービスを提供しています。
しかし、毎週月曜日の朝にあの分厚い雑誌を楽しみにしている人は多く、インクの匂いと紙の肌触りの良さは残していきたいものです。
東日本大震災のときには、物流が混乱しているなかで、1冊だけ届いた週刊少年ジャンプを子どもたちが回し読みした出来事がありました。
この1冊は現在でも集英社編集部に大切に保管されているそうです。
これも紙媒体ならではの良い話だなと思います。
(日付は新暦です)

【今日の名言】 “友情は喜びを二倍にし、悲しみを半分にする”

ドイツの詩人で劇作家のシラーの言葉。

【今日のことわざ】 “雨垂れ石を穿つ”

意味は 「微力であっても、根気よく続ければ大きな成果を得られる」 ということ。

About The Author

ウルサイ株式会社,モバイルスクール学校長,歴使家多賀 健太郎
「おもしろきこともなき世をおもしろく」と病床の幕末の志士が読みました。
看病していた尼が「すみなすものは心なりけり」と返しました。
ぼくはあなたにとってそんな尼のような人間になりたいと思っています。
すべては自分のこころしだい。

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。