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見える歴史 vol.29 「JOAK、こちらは東京放送局…」

約 3 分

地元のFMラジオ局が大好きで、車通勤をしていた頃は毎日のように聴いていました。最近ではインターネットラジオが普及して場所も時間も関係なく好きなラジオ番組を楽しめるのです。みんなが持っているスマホやPCがラジオになる。現在では個人がインターネットラジオ局を開設してパーソナリティになることも簡単です。歴史コラム第29弾、Stay tuned!

【今日は何の日】 「JOAK、こちらは東京放送局…」

1925年7月12日、東京放送局がラジオの本放送を開始しました。
仮放送は3月22日で「放送記念日」になっている3月22日に仮放送が始まり、本放送が始まった7月12日は「ラジオ本放送の日」になっています。

東京放送局は現在のNHK。ラジオは20世紀初頭にアメリカで誕生しました。
最初のラジオ番組はクリスマスを祝うものだったそうです。
日本ではラジオを通した第一声はタイトルにある「JOAK、こちらは東京放送局」のコールサインでした。
ラジオ受信機の普及が進むと、音楽や園芸、スポーツ中継やラジオドラマなど多彩なプログラムが提供されました。
戦争中は戦況を発表したりプロパガンダ的に使われることもありました。
1945年の8月15日、玉音放送もラジオから放送されました。
戦後、FMラジオ放送がスタートしました。
1958年に放送教育を目的として東海大学が始めたのが最初です。
この放送局を引き継ぐ形で1970年にFM東京が開局しました。現在ではAMとFMを合わせておよそ65社がラジオ放送をおこなっています。

ラジオの魅力はなんといってもパーソナリティにあります。
ラジオの持つ人肌感、人に語りかける声のみの情報、リスナーとのやりとりなど、パーソナリティの魅力がものをいいます。
そこには他のメディアにはないアナログ感というあたたかさがあります。
音声だけで伝えようとする難しさがあるからこそ、その行為は丁寧になるのだと思います。
地域性が強くあるところもラジオの魅力だと思います。

インターネットの普及や若者のラジオ離れによってラジオ放送業界も衰退の声が聞こえてくるようですが、インターネットを通じてラジオ放送を楽しめるサービスが出てきたり、タイムシフトができたり、災害を機に注目されたコミュニティFMや個人でインターネットラジオを開局するなど、衰退というよりはラジオ放送業界は多様化しているように見えます。
新しい技術を取り入れていくことで進化する可能性を秘めているラジオ放送ですが、そこには必ずパーソナリティという「人」の存在があり、それがどのようなラジオの形でも一番大事なところで、一番の魅力の部分なのだと思います。
(日付は新暦です)

【今日の名言】 “ものごとを面白くするためのルールをいっつも考えてるんです”

ラジオパーソナリティ伊集院光氏の言葉。パーソナリティの存在がラジオの魅力です。

【今日のことわざ】 “話上手は聞き上手”

意味は 「話の上手な人は、相手の話にもよく耳を傾けるものだ」 ということ。

About The Author

ウルサイ株式会社,モバイルスクール学校長,歴使家多賀 健太郎
「おもしろきこともなき世をおもしろく」と病床の幕末の志士が読みました。
看病していた尼が「すみなすものは心なりけり」と返しました。
ぼくはあなたにとってそんな尼のような人間になりたいと思っています。
すべては自分のこころしだい。

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