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スピードとかデザインとか色々な話(NPW古本さんとの対談)

約 12 分
スピードとかデザインとか色々な話(NPW古本さんとの対談)

■執着しないこと

古本さん
それは執着しちゃダメってことなんだよ。
流れの中で来るときは来るし、ずっと来ないかもしれない。
それに執着するとそこで止まってしまう。いつまでも。
町田
だから、企画とかでも同じように思うのが、
ちょっと気になってこれやりたいって思ってても、ずっとやらない時ってあるじゃないですか。
だからそれに近いのかなって思って。
古本さん
それは説得したら、こっちは疲れるんでね。
町田
だから、そういう意味でいうと1個目の制作時はそういう感じだったのかもしれないなって。
2個目はそこに”捨てる勇気”というか。
古本さん
絶対1個目はガチガチになると思う。
町田
本当、ここまで、というか、なんかいろんな意味を含んでいる
古本さん
深いですよね。だから続けられるんだと思う。もう3年も。
町田
飽きないですか、やっぱり。
毎回、どんな革に出会えるのかも参加の楽しみ。

 

古本さん
ただの鞄作りならば、とっくに辞めてると思うよ。面白くないもん。
そこにはやっぱり生活にまでメッセージが及ぶ何かがある。だから続けられる。
それは物を売っているときも同じ。服を買ってもらってもいいけど、その服を着てどこにいくんですかってすごい気になってた。
何のために買うのか、真面目に考えたもん。それ着てどこにいくんだろうって。
町田
この商店街にもおもしろいおばちゃんがいますけど、みんな同じような服を着てどうすんだろうって思う。ってよく言っていて。昔の人はもっと自分にこだわりがあったんですかね、カスタムとか。
古本さん
友達同士、露骨に一緒じゃん。それはズレを許さない関係なのかね。逆に言ったら。ズレたらどうなるのか。
町田
去年、一番はっとした概念は、俺らは100%を目指しすぎてる。
そこに時間かけまくって。
バンドやっているんですけど、すごい準備してやって、結局うけないとか。
その日のお客さんの様子をみて変えたりしてやったほうが、全然うけるのに、あえてそれをやらず、
こっちの都合ですよね。なんか全然お客さんを見ていないなって。
(NPWに関して)最初は紹介されて、見た目でいいなって思ったんだけど、会って話を聞いたら、やばい、それすごいいいなって思った。
100点をとらなきゃいけないっていうことにみんな執着しすぎて、一歩踏み出せないんだったら、踏み出して、他人の力を借りたほうがいい。
100に近づくことは必要かもしれないけど、100点に慣れすぎちゃった。
古本さん
動かないよね、物事って。ありえない幻想だし、そんなの。

■テンプレートの功罪

町田
僕は旅行が好きで、よく行くんですけど、食べ物とか調べていく人も結構いるじゃないですか、
僕は入った店の1軒目で聞いたりして、その後行くんですが、そのほうが楽しいじゃないですか。
古本さん
絶対そのほうがいいよ。そのために行ってるんだからね、旅行なんて。
わざわざ調べてもしょうがないでしょ。
町田
(笑)まーね。それはそうですね。
古本さん
そういうのは思考停止だなと思う。
実はその店がお金払っていろんなメディアに載せてもらっていたりする。
町田
そうですよね。僕はそこが不思議なんです。
そこは疑わないのに、こっちは疑うんだ、みたいな。誰かが言えば聞くの?みたいな。
古本さん
活字の力だよね。
町田
僕が10年くらい前に書いた歌詞で、
「思考回路を停止すると輪郭が鮮やかになる」っていうのがあるんです。
みんな輪郭っていうか、線が欲しい。でも本来、線ってないんですよね。
光と影しかなくて、光の当て方で光なのか影なのか。
でも僕らが勝手に線と思うと、影の部分は、切り捨てるじゃないですか。
古本さん
安心したいんでしょ。テンプレートが欲しいんですよ。
町田
でもテンプレートも表裏ですよね。テンプレートも良くとらえれば、人の潤滑油になる。
それが言い換えれば型にハマることになる。その捉え方なのかもしれない。
今回のNPWで言えばこの穴。この「穴」が劇的なスピードを生む。
もともとやっぱり明るいってのもあるのかもしれない。古本さんは明るいな。
このバッグはわずか1時間半で生まれた。圧倒的スピード感。
古本さん
うん?人間として?
町田
物事に対して明るく見れる人。
古本さん
ポジティブってこと?
町田
うーん。なんとかする、という人。
どんなことがあってもなんとかするって感じの人なんですかね。
古本さん
内面的な自由みたいなね。誰がなんと言おうと、みたいなのがWebにも載ってましたけど、
それができるか、だよね。あの人にどうこう言われたからやめるとか、右往左往してたら…
町田
一人称で生きているか!?ってことですよね。
古本さん
自分で決めろや、みたいなの、あるよね。
町田
日本語に、私は、ってありますけど、普段会話で私はってあまり言わないじゃないですか。
私は〇〇だと思いますって言わない。英語や中国語とかでが「私」がありますもんね。
古本さん
どうなんですかね。あんまり言わない。
町田
そういう風だから、主体的じゃなくなっちゃったのかなって思ったりして。
古本さん
空気は別にあるの。悪いように見られたくない。変人に思われたくない。
こうやって飛び出すのは、前に一歩ずつみんなで。せーのって行く。せーのっ一歩、せーのっ一歩って行きたい。
自分だけパパって飛び出すのがいやなの。それがどんだけ純粋な気持ちであっても。
完全に煮詰まってる、この一列全員が。飛び出したいけど。こいつもまだ行かないし、俺もじゃあ、行かない。

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老若男女がここでしか味わえない体験を通して、色々と変わりゆく時代を賢く明るく主観的に生きる力をつけるための学校です。

それは毎日が夏休みのような楽しい体験。

名前の由来は、

「mobile」=移動式

「ex」=体験

「school」=教室

ここで起きる全ての体験が学びです。
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