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15年前の今日は祝日だった

約 3 分

今日はもと「海の日」。いや「海の日」の由来を考えれば、現在も「海の日」であるはず。ハッピーマンデー制度によって日にちが変わってしまった4つの祝日のうちの1つです。祝日を歴史目線でみた第34弾です。

【今日は何の日】 「15年前の今日は祝日だった」

1876年7月20日、「明治丸」という汽船に乗って地方を巡っていた明治天皇が、無事に横浜港へ帰ってきました。このことにちなんで7月20日は「海の記念日」として定められました。これは記念日であって祝日ではありません。

ハッピーマンデー制度というものが成立したのが2003年。7月20日が祝日だったことを現在の中学生くらいの子どもたちは知らないことになります。7月20日といえば「海の日」だったのです。現在では7月の第3月曜日。ハッピーマンデーには関係のないことかもしれませんが、ものごとには意味や由来があるもので、祝日にもしっかりと意味があるのです。

「海の日」が祝日に定められたのは1995年。翌1996年に、海のルールを定めた国際海洋法にかかわる「海洋法に関する国際連合条約」という条約を結んだと同時に、「海の日」が開始されました。それまで7月20日は冒頭に書いたとおり「海の記念日」。近代化がすすむ当時の日本で、もっとも優秀な船であった「明治丸」がはじめて明治天皇を乗せて航海し、無事に横浜港に帰ってきた記念の日なのです。

「明治丸」の活躍のエピソードはたくさんあります。1876年の小笠原諸島調査の際には同時に出発したイギリスの船よりも2日早く到着し、結果的に領有の基礎を固めることができたともいわれていますし、1879年の琉球処分のときには東京まで最後の琉球国王を乗せて航海しました。関東大震災や東京大空襲の際にはたくさんの被災者を収容して活躍しました。

進水して間もない明治丸が誇らしげに明治天皇を乗せて無事に航海した「海の記念日」を、国民の祝日「海の日」と定めてから20年。法律では「海の日」は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ための日と定められていますが、由来や出来事についてはもちろん触れられていません。ハッピーマンデーも悪くはないですが、本来の祝日の意味やその日の出来事、やはり中身が大切なのです。あらためて歴史が教えてくれることでした。
(日付は新暦)

【今日の名言】 “人間は大きな海だ。二つ三つのしずくが汚れても、海は汚れない”

マハトマ・ガンジーの言葉。
ガンジーは人類への信頼を失ってはならないと伝えています。

【今日のことわざ】 “四海兄弟”

意味は 「世界中の人々は、みな兄弟のように仲良くすべきだ」 ということ。
海はひろいなおおきいな。心のひろさやおおきさに例えられることが多い海。

About The Author

ウルサイ株式会社,モバイルスクール歴使家Kentaro Taga
「おもしろきこともなき世をおもしろく」と病床の幕末の志士が読みました。
看病していた尼が「すみなすものは心なりけり」と返しました。
ぼくはあなたにとってそんな尼のような人間になりたいと思っています。
すべては自分のこころしだい。

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