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鍵屋と玉屋、現在も残っているのは…?

約 3 分

シーズン到来シリーズ。今年の隅田川花火大会は7月29日。二日後に迫った歴史コラム第39弾。

【今日は何の日】 「鍵屋と玉屋、現在も残っているのは…?」

2013年7月27日、雷雨の影響で第36回隅田川花火大会がその歴史上はじめての中止を決定しました。

隅田川花火大会の歴史は、1978年までさかのぼることができます。第1回「隅田川花火大会」は、1961年から1977年まで、交通事情の悪化や、隅田川の水質汚濁による臭害などにより、しばらく中断していた花火大会を復活させたものになります。

さらにルーツをたどっていくと、両国の川開きの日に水神祭を実施して、花火を打ち上げていたことにたどり着くのです。1733年のことです。
花火業者は鍵屋と玉屋の2業者体制。最初は17世紀半ばころの鍵屋で、鍵屋の暖簾分けとして玉屋が1808年に創業しました。

異なる打ち上げ会場から交互に花火をあげて、花火師としての腕を競い合ったといいます。それを知った観客は、素晴らしい花火をあげた業者の名前を呼んだそうです。
これが「たまやー」と「かぎやー」の花火見物でおなじみの掛け声の由来です。

人気があったのは玉屋の花火だったようですが、玉屋は火の不始末で火事を起こして廃業になってしまいます。鍵屋は宗家花火鍵屋として江戸川区で最古の花火会社として営業を続けています。

2017年は第40回の節目の年。隅田川花火大会は毎年7月の最終土曜日に開催されるので、今年は7月29日。今週の土曜日です。
鍵屋と玉屋の競い合いがおこなわれていた花火大会は、両国ゆかりの花火業者7社と全国花火競技大会で優秀な成績をおさめた3社の合計10社が競い合う花火コンクールに変わりました。
「かぎやー」の代わりに、素敵な花火をうちあげた花火業社の名前を呼んでみてはいかがでしょうか。
(日付は新暦)

【今日の名言】 “花火というのは、生命のはかなさを大空に打ち上げているのです。静かに祈るものです。”

永六輔氏の言葉。

【今日のことわざ】 “光彩陸離”

意味は 「光が乱れ輝き、まばゆいばかりに美しい」 ということ。

About The Author

ウルサイ株式会社,モバイルスクール学校長,歴使家多賀 健太郎
「おもしろきこともなき世をおもしろく」と病床の幕末の志士が読みました。
看病していた尼が「すみなすものは心なりけり」と返しました。
ぼくはあなたにとってそんな尼のような人間になりたいと思っています。
すべては自分のこころしだい。

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