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未来をひらくための学校

ホコテン記念日(Vol.43)

約 2 分

【今日は何の日】 「ホコテン記念日」

1970年8月2日、美濃部亮吉知事の提唱によって、東京都内ではじめての歩行者天国が銀座、新宿、池袋、浅草の4大繁華街で実施されました。

高度経済成長いちじるしい当時、自動車が急増して事故も増えていました。1970年には交通事故死が史上最多を記録しており、交通戦争といわれたほど。警視庁が音頭をとって各商店会に協力を求め、歩行者天国を強力に推進したのも、交通安全のための策のひとつでした。一方で環境問題への配慮として、道路交通を車優先から歩行者中心の交通への転換が求められていた時期でもあります。

歩行者天国は道路全体を歩行者用道路とすることで、近隣の商業地の発展につながると考えられます。
また、排ガスや騒音といった交通公害の一時的な防止になり、開放的なイメージにもなるため、観光客や買い物客の増加にもつながります。

1970年の8月2日は日曜日で、4大繁華街の目抜き通りで、午前10時から午後5時まで車道を歩行者に開放されました。東京発の歩行者天国では普段の日曜日の2倍強のおよそ78万人の人出があったといいます。銀座では普段の10倍のおよそ23万人の人出で賑わい、真夏の炎天下ということもあったことから、植木やビーチパラソルや縁台、ビニール製プールまでもが登場し、道路上に座り込んで弁当を広げる若者もいたといいます。

普段は車専用の道路の真ん中を歩ける非日常的な光景。買い食いや食べ歩きの新しい文化、ストリートパフォーマーなどが発生した一方で、彼らが出すゴミや騒音、防犯上の問題、交通問題などを含んだ歩行者天国。良質な空間をつくるためには提供者も利用者も一緒になって快適さを考えることが大切です。
(日付は新暦)

【今日の名言】 “自分の道を進む人は、誰でも英雄です”

ヘルマン・ヘッセの言葉。

【今日のことわざ】 “賢者は中道を取る”

意味は 「教養のある人は、かたよらない中正の道を歩み、極端な過激なことはしない」 ということ。

About The Author

ウルサイ株式会社,モバイルスクール学校長,歴使家多賀 健太郎
「おもしろきこともなき世をおもしろく」と病床の幕末の志士が読みました。
看病していた尼が「すみなすものは心なりけり」と返しました。
ぼくはあなたにとってそんな尼のような人間になりたいと思っています。
すべては自分のこころしだい。

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