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「マリモ記念日」

約 2 分

【今日は何の日】 「マリモ記念日」

1952年3月29日、北海道阿寒湖のマリモが国の特別天然記念物に指定されました。マリモとは阿寒湖に生息している藻の丸いかたまり。マリモが丸く、大きく、しかも数多く見ることができるのは、世界で阿寒湖だけなのです。

実はマリモは、丸い形のひとつひとつが一個体ではありません。本来は細い繊維状の藻で、あの有名な丸い形はマリモの「集合体」ということになります。細い繊維状の藻は北半球の緯度が高い地域に広く生息しています。そのうち丸い形のマリモを見ることができるのはおよそ40カ所。さらに、丸い形のマリモが群生しているのは、日本の北海道の阿寒湖とアイスランドのミーヴァント湖だけでした。しかしミーヴァント湖は工場排水が原因でマリモが壊滅してしまい、丸い形のマリモの群生を確認できるのは阿寒湖だけになってしまいました。

マリモが丸くなる理由は、阿寒湖に吹く風にあります。阿寒湖の中でもこの風が吹く場所にだけ丸い形のマリモが見ることができます。5月の下旬頃に吹くこの風が、マリモを回転させ、くるくる回りながら全体に太陽光を浴びて成長することになり、丸い形のマリモになるのです。この風は、強すぎるとマリモを岸にあげてしまい、弱すぎると回転しない、自然界の絶妙な風の力が為すものなのです。

普段知るきっかけがないマリモですが、日本の特別天然記念物に指定されているものです。さらに阿寒湖とそこに群生するマリモを世界自然遺産に登録しようとする動きもあります。「マリモ記念日」をきっかけに気にかけてみるとおもしろい発見があるものです。

【今日の名言】 「花鳥風月」

自然の美しい風物。また、それを鑑賞したり、材料にして詩歌などを創作したりする風雅の遊び。「花鳥」は花と鳥、「風月」は風と月のこと。代表的な自然の風物を並べた言葉です。

About The Author

ウルサイ株式会社,モバイルスクール歴使家Kentaro Taga
「おもしろきこともなき世をおもしろく」と病床の幕末の志士が読みました。
看病していた尼が「すみなすものは心なりけり」と返しました。
ぼくはあなたにとってそんな尼のような人間になりたいと思っています。
すべては自分のこころしだい。

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