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「第1回近代オリンピックと2020年」

約 3 分

【今日は何の日】 「第1回近代オリンピックと2020年」

1896年、ギリシャのアテネで近代オリンピックの最初の大会となるアテネオリンピックが開催されました。近代オリンピックとは、ご存知の通り、国際オリンピック委員会が開催する世界的なスポーツ大会です。次大会の2020年は東京で開催されることで日本中が注目しています。夏季大会と冬季大会の各大会が4年に1度開かれています。アマチュアリズムを基本とし、古代の平和の祭典の復興を目指したオリンピックですが、記憶に新しい平昌オリンピックを見てもわかるように、大会と国際政治の影響は切っても切れないことが多くあります。

近代オリンピック以前のオリンピックの歴史は、紀元前12世紀ころまで遡ることができます。エーゲ文明の都市国家アテナイで、英雄や偉人を慕い讃える葬礼の儀式として競技がおこなわれたことが起源であると言われています。記録に残る最古の古代オリンピックであるオリンピア祭典競技は紀元前776年のこと。競技は短距離走だけで参加する選手は裸体、優勝した者にはオリーブの枝が与えられるなど興味深いことは多くあります。記録に残る最後のオリンピア祭典競技は393年。ローマ帝国末期、その2年後にはローマ帝国は東西に分裂するなど激動の時代の中、オリンピア祭典競技は19世紀まで開かれなくなりました。

古代オリンピックはギリシャにゆかりがあることはおわかりいただけることだと思いますが、近代オリンピックについては、パリで開催された会議でフランス人によって開催することが提唱され決定しています。だから大会の第一公用語はフランス語です。第二公用語は英語。もちろん近年では開催地の公用語も加えられることがありますが、フランス語が公用語であることを知っている人は少ないのでは。

オリンピックというのは平和の祭典であります。しかし政治の影響はオリンピックの歴史の中に多くみることができます。第二次世界大戦期にはドイツのナチス政権がオリンピックを利用し、戦後には黒人差別を訴える場になったり、民族紛争が原因の選手団を狙ったテロ事件まで起きています。財政赤字などから商業主義に傾倒したり、ドーピング問題、過度な招致合戦とそれに付随する接待や賄賂などなど。選手たちの汗の量だけ感動がある大会の一方で、大会運営の影の部分や政治的な影響が見え隠れすると、興ざめしてしまう人は多いのではないでしょうか。

1964年以来の東京オリンピックまであと2年。国内でも様々な問題がマスコミによって取り上げられています。それでもひたむきに己と戦い続けるアスリートのみなさんを、余計な情報に惑わされ邪魔されることなく、気持ちよく応援したいと思います。

2020年、日本はどのようにオリンピックを開催して、その後、どのような国になっているでしょうか。オリンピックは4年に1度でも、自国開催は一生に1度かもしれません。改めて2020年の東京オリンピックに注目したいです。

【今日の名言】 「あきらめからは何も生まれない」

柔道家古賀稔彦氏が金メダルを獲得したあとに残した言葉。現在も日本の選手に受け継がれています。選手だけではなく日頃がんばっている全ての人たちに響く言葉だと思います。

About The Author

ウルサイ株式会社,モバイルスクール歴使家Kentaro Taga
「おもしろきこともなき世をおもしろく」と病床の幕末の志士が読みました。
看病していた尼が「すみなすものは心なりけり」と返しました。
ぼくはあなたにとってそんな尼のような人間になりたいと思っています。
すべては自分のこころしだい。

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