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となりのトトロ劇場公開30周年!

約 3 分

【今日は何の日】 「となりのトトロ劇場公開30周年!」

1988年、宮崎駿氏が原作・脚本・監督をつとめた長編アニメ映画『となりのトトロ』が劇場公開されました。公開から30年が経ちますが、いまなお色褪せることなく、いつの時代の子どもたちにも、トトロは愛され続けています。時代設定は特定の年代を念頭に置いて演出されたものではないと言われています。しかし資料や宮崎駿監督が直接語った言葉などから、ある程度は確定的な設定が認識されていますね。

いまはテレビで放送されると毎回高視聴率を記録している『となりのトトロ』ですが、実は公開時は興行的には振るわず、スタジオジブリの最初の長編アニメ映画『風の谷のナウシカ』を下回るほど。スタジオジブリ長編アニメ2作目の『天空の城ラピュタ』はさらに低かったというから驚きます。

興行的に成功したのは5作目の『魔女の宅急便』で『となりのトトロ』の3倍以上の成功をおさめました。いままでの作品と異なるのは、宮崎駿氏が監督をつとめたスタジオジブリ長編アニメ映画としては初の他者の原作による作品であること。さらにそれまでは徳間書店のみだった製作に日本テレビとヤマト運輸が加わったことです。とくに後者によってスポンサーがつき広告宣伝に力が入れられたことが結果に結びついたのでしょう。「宅急便」に黒猫の「ジジ」ということで、ヤマト運輸の企業イメージにぴったりです。しかしただイメージが合うからスポンサー要請があったわけではなく、ヤマト運輸が独自に提供している宅配便サービスの名称が「宅急便」で、商標登録されたものだったのです。ヤマト運輸は「となりのトトロ」の興行結果を気にしてスポンサー要請に難色を示したそうですが、スタジオジブリ側の説得と物語のなかに黒猫の「ジジ」が登場することなどから次第に前向きになって、スポンサーになることを了承しました。

『魔女の宅急便』は先述のとおり、第1作から続く宮崎駿、高畑勲、久石譲の体制を変えて制作されて結果を残したことに感心するところです。とくに高畑勲氏は、「となりのトトロ」製作に加えて自身が監督する「火垂るの墓」の制作が重なり、制作スタッフから抜けていました。それでも制作の遅れを感じた高畑勲氏は途中から音楽演出をサポートして、『魔女の宅急便』の完成を助けたそうです。

『魔女の宅急便』以降、スタジオジブリはスタッフを社員化、常勤化して、定期的な新人採用もおこなえるようになりました。また研修生制度も開始されました。その後のスタジオジブリ作品もヒットを続けたことはみなさんもご存知の通り。初期の4作もテレビ放送されるたびに高視聴率を記録し、『天空の城ラピュタ』はTwitterでも話題になって、現在も多くのひとに愛される日本を代表するアニメ作品たちです。

『となりのトトロ』が公開されてから30年。おそらく「このへんな生きものは まだ日本にいるのです。たぶん。」

【今日の名言】 「才能とは、情熱を持続させる能力のこと。」

宮崎駿氏の言葉。あなたは何に情熱を持ち、その情熱を持続させることができますか。

About The Author

ウルサイ株式会社,モバイルスクール歴使家Kentaro Taga
「おもしろきこともなき世をおもしろく」と病床の幕末の志士が読みました。
看病していた尼が「すみなすものは心なりけり」と返しました。
ぼくはあなたにとってそんな尼のような人間になりたいと思っています。
すべては自分のこころしだい。

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