MobilExSchool

未来をひらくための学校

女子大の日に想う

約 3 分

【今日は何の日】 「女子大の日に想う」

1901年4月20日、日本で最初の組織的な女子高等教育機関として日本女子大学校、現在の日本女子大学が開講しました。これを記念して制定された「女子大の日」。諸兄にとっては多かれ少なかれ心が浮くような気持ちになる記念日ではないでしょうか。女子大の日。

日本女子大学は日本初の女子大というわけではありません。これよりも前に設立された女子大は、フェリス女学院、白百合女子大学、津田塾大学など、現在にも残る有名な学校ばかり。当然これらの大学の学生は全員女性です。
昨年の8月17日の記事で「女子大生の日」を取り上げていますが、この記念日は男子高等教育機関に3名の女性が合格し、帝国大学初の女子学生が誕生した日です。

相撲の土俵に女性はあがることができないなどの伝統がある日本ですが、諸外国に目を向けてみると、同じように女性の権利が制限されていた歴史を持つ国もあります。
例えばアメリカでも昔の大学は男子学生しか受け入れておらず、女子学生の高等教育の場として女子大学が建てられていました。
2017年公開の『ドリーム 私たちのアポロ計画』では、NASAで最初の黒人でしかも女性スタッフの活躍が描かれていました。この物語は女性の社会進出の問題に加えて、人種差別の問題にスポットを当てて描かれていますが、様々な場面で時代や地域を問わずに女性蔑視の風潮があることを感じざるを得ません。

20世紀に入って間も無く、日本女子大学校出身の作家の平塚らいてうは、雑誌『青鞜』の創刊号に発刊の辞を寄せています。始まりの一文は「元始、女性は太陽であった。」です。とても有名な一文です。そのあとに続く一文をご存知でしょうか。「今、女性は月である。」です。太陽の光を受けて輝く月。

男女平等は当然に理想だと思います。しかしうまくいかないことがある。ただし実際には女性によって輝く男性もいるのです。男性と女性とLGBTとお互いにその性質を認め合い、権利を奪い合うことなく、共に歩んでいける世界に少しずつ近づいていることを信じています。

すこし心が浮くような気持ちになる記念日に、すこし真面目に考えてみました。

【今日の名言】 「差別をなくす唯一の道は、禁句や差別用語を使わないことではなく、面と向かって堂々と言い合うことではないか。」

日本の歴史作家である塩野七生氏の言葉。言い合うことは労力がいる。だからこそやらなければいけないのです。

About The Author

ウルサイ株式会社,モバイルスクール歴使家Kentaro Taga
「おもしろきこともなき世をおもしろく」と病床の幕末の志士が読みました。
看病していた尼が「すみなすものは心なりけり」と返しました。
ぼくはあなたにとってそんな尼のような人間になりたいと思っています。
すべては自分のこころしだい。

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。