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悪妻の日

約 3 分

【今日は何の日】 「悪妻の日」

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あく-さい【悪妻】
■ 夫にとってよくない妻。
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4月27日がなぜ「悪妻の日」と呼ばれているかご存知でしょうか。

この日は古代ギリシアの哲学者ソクラテスの命日で、「哲学の日」として知っている人のほうが多いかもしれません。ソクラテスの妻クサンティッペが悪妻で有名であったことから「悪妻の日」としても知られています。クサンティッペの悪妻ぶりは、様々な逸話やソクラテスの名言から垣間見ることができます。

あるときソクラテスはクサンティッペに怒鳴られて頭から水をかけられたことがありました。これに対してソクラテスは「雷の後は、雨がつきものだ」という言葉を残しています。他にもソクラテスは「妻」に関する名言をいくつか残しています。

「なにはともあれ、結婚しなさい。良妻に恵まれれば、幸福になるだろう。悪妻を持てば、哲学者になるだろう」

「蝉は幸せだな。なぜなら、物を言わない妻がいるから」

こんな言葉を残しつつも、息子が母であるクサンティッペのひどい性格を嘆き、父に訴えたときに、ソクラテスは「母はお前が病気になれば、早く治るように出来る限りの世話をし、何ひとつ不自由させまいと務めた。もし、そんな母に我慢できないとしたら、それは善行が我慢できないと言っているようなものだ」と言って息子を諭したそうです。
また弟子や知人から離婚をすすめられたときには、「この妻とうまくやっていけるようなら、他の誰とでもうまくやっていけるだろうからね」と言って受け流していたようです。

ソクラテスは無実の罪で投獄され処刑されますが、弟子たちが政治家を買収しソクラテスの脱獄を企てたときに、彼は「悪法もまた法である」と言ってそれを拒否しました。
それを聞いた妻のクサンティッペは涙したと言われています。まわりから悪妻と言われても、ソクラテスとクサンティッペは深い愛情で結ばれていたのだと思います。

ソクラテスは奇行も多く、稼ぎもない夫でしたが、最後まで連れ添った妻クサンティッペ。「世界三大悪妻」の一人と言われていますが、他の二人は、音楽家モーツァルトの妻コンスタンツェ、小説家トルストイの妻ソフィアと、いずれも天才として名を残す人物の妻であることに、おもしろさを感じます。

【今日の名言】 「単に生きるのではなく、善く生きる。」

ソクラテスの生き方をあらわした言葉。善く生きるからこそ人生の素敵な伴侶と巡り会うことができる。

About The Author

ウルサイ株式会社,モバイルスクール歴使家Kentaro Taga
「おもしろきこともなき世をおもしろく」と病床の幕末の志士が読みました。
看病していた尼が「すみなすものは心なりけり」と返しました。
ぼくはあなたにとってそんな尼のような人間になりたいと思っています。
すべては自分のこころしだい。

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