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コナモンの日

約 3 分

「粉」を使った食品「コナモン」の魅力をPRすることが目的の記念日

コナモンとは、たこ焼き・お好み焼き・うどん・そば・パンなど、「粉」を使った食品「コナモン」、つまり「粉もの」。コナモンの日とはその魅力をPRすることが目的に制定された記念日です。また、小麦粉を使用した食品など「粉」の有用な利用方法をアピールする日として「粉の日」でもあります。

コナモンを愛する「日本コナモン協会」が制定

コナモンを愛するメンバーで構成される民間団体「日本コナモン協会」が、5月7日を「こ(5)な(7)」と読む語呂合せから、2003年に記念日を制定しました。日本コナモン協会は、生活文化研究家の熊谷真菜さんによって、2003年5月7日に設立された団体です。「食シーンには欠かせない存在としての偉大なるコナモン」というキーワードのもと、コナモンの魅力を「面白まじめ」に考えており、粉をひく「石臼」がモチーフとなっている「ウッスマン」と、小麦粉の原料である麦を頭にまとった「小麦粉の精」である「コナモ」という2体のゆるいマスコットキャラクターがいます。

日本の食文化を豊かにした粉食文化「コナモン」

この団体が大阪に拠点を置くように日本の粉食文化に対する愛情は関西に強くある印象があります。しかし、ひとえに粉食といっても麺類、パン類、菓子類など種類が豊富であり、ご存知の通り、日本各地に粉の加工品がたくさんあります。

日本の食文化は、稲作をはじめて以来、米を粒食してきました。杵と臼の歴史は古くからありますが、日本に伝わってから、人々は脱穀が可能になり、製粉することを覚え、日本の食文化は粉食文化の発展とともに豊かになってきました。臼が脱穀する道具から製粉する道具へと進化したのは聖徳太子が活躍した天平時代。製粉のできる石臼が発明されたのち、奈良時代には「そうめん」が生まれました。鎌倉時代には朝廷や寺社の保護を受けて製麺がおこなわれ、室町時代には年貢として「蕎麦」が収められていた記録もあるそうです。18世紀以降になると一般家庭にも石臼が普及して、それまで粒でしか食べることができなかったものが、粉にすることで様々な食品に加工することが可能になり、いわゆる「コナモン」の種類は増え、食べることの楽しみを多くの人が知ることになりました。

今日のまとめ

粒食が主だった食文化に粉食が加わることで豊かになった食文化。「コナモン」といえば関西、とくに大阪のイメージですが、日本中の食卓の身近にあるものです。「コナモン」に対する深い愛情によって運営されている「日本コナモン協会」。大阪らしいノリを感じつつも、彼らが制定した記念日が日常ではほとんど意識されることのない粉食文化に気づかせてくれました。杵や臼を使用した脱穀や製粉は食文化の革命のひとつといっても過言ではないでしょう。

今日の名言

「食い物ってのは、ただ食うだけじゃつまらない。そのことでいろいろしゃべるのが楽しいんだ。その手の食い物のことをよく知っている相手とね。」
20世紀アメリカ人作家の中で最も広く影響を与えた人物とされているカート・ヴォネガットの言葉。人類に対する絶望と皮肉と愛情を、シニカルかつユーモラスに描き人気を博した人物。

About The Author

ウルサイ株式会社,モバイルスクール歴使家Kentaro Taga
「おもしろきこともなき世をおもしろく」と病床の幕末の志士が読みました。
看病していた尼が「すみなすものは心なりけり」と返しました。
ぼくはあなたにとってそんな尼のような人間になりたいと思っています。
すべては自分のこころしだい。

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