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アイスクリームの日

約 4 分

日本アイスクリーム協会がアイスクリームのPR活動のために制定した日

東京アイスクリーム協会(現:日本アイスクリーム協会)は、東京オリンピック開催年の1964年にアイスクリームのPR活動の一環として、アイスクリームのシーズンインとなる連休明けの5月9日を「アイスクリームデー」と定めました。この日に、福祉施設などへのアイスクリームの寄贈と、多くの女性を招待し、色々なアイスクリームを楽しむイベントをホテルで開催しました。

現在でも、日本アイスクリーム協会は、5月9日を「アイスクリームの日」として、毎年5月9日を中心に全国各地で、 福祉施設などにアイスクリームを寄贈したり、アイスクリームプレゼントなどのイベントをおこなって、アイスクリームのPR活動に取り組んでいます。

世界のアイスクリームの歴史は紀元前からと意外に古い

アイスクリームというと新しいもののようなイメージを持っている人も多いでしょう。実際に、日本では幕末から明治初期にはじめてアイスクリームを食べたという記録が残っており、おそらくこれが日本で最初のアイスクリームです。しかし、世界のアイスクリームの歴史を調べてみると、乳製品を天然の氷や雪で冷やして食べる習慣は紀元前からあったというので驚きます。かの有名なローマのユリウス・カエサルやマケドニアのアレクサンドロス大王が食べていたという。マルコ・ポーロによれば中国では3000年以上前に乳を凍らせたものを食べていたと伝えています。

意外と古いアイスクリームの歴史。現在のアイスクリームの原型は、16世紀に、イタリアルネサンスを支えたイタリアの大富豪メディチ家が菓子職人とともにフランスに持ち込んだという説があります。17〜18世紀にはフランスやイギリスでも現在のアイスクリームに近いものがあらわれはじめました。19世紀になると攪拌機や製氷機の発達、酪農の発展によって、アメリカを中心に、アイスクリームの工場生産時代が到来しました。アメリカのアイスクリームといえばサンデー。日本のレストランでも見ることがある名前ですね。これはアイスクリームを主としたデザートで、その名前は開発者のバーナーが日曜日に低価格で提供していたことに由来しています。

日本でアイスクリームが登場するのは文明開化の音がした明治初期

日本人で初めてアイスクリームを食べたのは1860年に咸臨丸で渡米した遣米使節団であるとされています。そのメンバーだった町田房蔵が、横浜の馬車道通りに開いた「氷水屋」で製造し販売したものが、日本で最初のアイスクリームです。「あいすくりん」という名称で、値段は現在の価値で約8000円。高価すぎて一般人には敬遠され、ほとんど浸透しませんでした。「あいすくりん」の原料は、生乳、砂糖、卵黄といたってシンプルなもので、これはいま「カスタードアイス」と呼ばれているものです。後に東京銀座の資生堂で売り出して人気メニューになり、間も無く日本でもアイスクリームの工業生産がはじまるのです。20世紀に入ってからの出来事です。

今日の名言

「一匙(ひとさじ)のアイスクリームや蘇(よみがえ)る」
日本近現代文学の中で、俳句や短歌の改革を成し遂げた正岡子規の作品。アイスクリームについて詠まれた初めての俳句だと言われる。アイスクリームを一口、それだけで蘇るような季節までもうすぐ。

About The Author

ウルサイ株式会社,モバイルスクール歴使家Kentaro Taga
「おもしろきこともなき世をおもしろく」と病床の幕末の志士が読みました。
看病していた尼が「すみなすものは心なりけり」と返しました。
ぼくはあなたにとってそんな尼のような人間になりたいと思っています。
すべては自分のこころしだい。

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