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旅の日

約 3 分

せわしない現代生活の中で「旅の心」を大切にし、旅のあり方を考え直す日

5月16日は旅の日です。日本旅のペンクラブが1988年に制定しました。ともすれば忘れがちな旅の心を、そして旅人とは何かという思索をあらためて問いかけることを目的にしています。
記念日の由来は、1689年の5月16日に松尾芭蕉が「奥の細道」の旅へ旅立ったこと。旅というと自分探しの旅やひとり旅など、すこしストイックなイメージのあるような言葉の響きを感じます。一方で旅行というと仲間や家族と観光地で楽しく過ごすようなイメージでしょうか。
「奥の細道」については、6月29日に松尾芭蕉が奥州平泉に到着したことを記事にしています。ぜひこちらもご覧ください。

データで見る旅行

総務省統計局が調べているデータに「旅行・行楽の種類別行動者率」というものがあります。平成28年の統計データでは、日本人のおよそ6割が日帰りの行楽を楽しんでいることがわかります。国内旅行はおよそ50%、海外旅行はおよそ7%の人が旅行しています。人気の海外旅行ではありますが、まだまだその割合は多くはないようです。それでもゴールデンウィークのニュースを見ていると日本人の海外旅行好きを感じてしまいますね。
日本政府観光局がまとめる「世界の市場別基礎情報」に、国際通貨基金から発表される各国の人口と、それぞれの国の機関が発表する「出国者数」の情報があります。旅行・行楽以外にビジネストリップも含まれるので、総務省統計局の統計データとは数字は少し異なりますが、総人口に対してどれくらいの人数が海外に出かけているのでしょうか。
イギリスやドイツは総人口に対して100%を超える数値です。フランスやイタリアはおよそ50%。スペインやオーストラリア30%前後。アメリカや中国は10%前後です。この数値では、ヨーロッパ諸国が海外旅行好きということがわかります。

旅行好きになる理由

その理由には、1年を通して天気が悪く日照時間が短いことや寒い冬が長いことなどの気象条件や、隣国と陸続きなうえにシェンゲン協定加盟国であればパスポートの提示の必要なく入出国が可能なこと、あとは有給休暇が取りやすく経済的に豊かなことなどがあります。気候や地理的な理由は理解できても、経済的に豊かであることについては、数値が低いアメリカと中国と日本はGDPトップ3の国であって、数値の信憑性を疑いたくなります。
しかし、GDPを人口で割って、国民一人当たりの経済状態を見てみると納得ができます。だいたいアメリカは10位前後、日本は25位前後、中国は75位前後に位置しているのです。実は、GDPトップ3の国々の国民一人当たりの経済状態は決して良いわけではないのです。
やはり海外旅行にはある程度の経済的な余裕と地理的な要因が大きく影響するようです。
ちなみに野村総合研究所が、日本における純金融資産保有額の世帯数と資産規模を、各種統計などから推計しています。こちらのデータを見ると、純金融資産額1億円以上のいわゆる富裕層と5000万円以上の準富裕層を合計した割合はおよそ8%でした。

今日の名言

「旅の過程にこそ価値がある。」
アップル社の共同設立者の一人、スティーブ・ジョブズの言葉。

About The Author

ウルサイ株式会社,モバイルスクール歴使家Kentaro Taga
「おもしろきこともなき世をおもしろく」と病床の幕末の志士が読みました。
看病していた尼が「すみなすものは心なりけり」と返しました。
ぼくはあなたにとってそんな尼のような人間になりたいと思っています。
すべては自分のこころしだい。

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