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世界規模のスポーツ大会の意外な歴史

約 3 分

100年以上の歴史をもつ国際サッカー連盟

5月21日は国際サッカー連盟が創立した日です。創立したのは今から100年以上前の1904年。第一次世界大戦よりも前に誕生し、2回の世界大戦を経て現在に至る、とても歴史のある国際団体なのです。
国際サッカー連盟の略称FIFAは、フランス語でFédération Internationale de Football Associationの略。
フランス語であることには理由があって、設立当時の連盟本部はフランスのパリのビルの一室からスタートしているのです。現在ではスイスのチィーリッヒに本部を置いています。公用語はフランス語、ドイツ語、スペイン語、英語。FIFAの傘下には、アジア、アフリカ、欧州、オセアニア、北中米カリブ海、南米の6つの大陸連盟があり、2018年時点で211協会が加盟し、世界最大の競技団体です。
我らが日本サッカー協会(JFA)は、FIFAの下部組織であるアジアサッカー連盟(AFC)に所属する団体ということになります。

世界最大の競技団体になるまでのFIFA

FIFAを立ち上げた理由のひとつが、サッカーの世界選手権大会、つまりワールドカップの開催でした。フランス、ベルギー、デンマーク、スウェーデン、スイス、スペイン、オランダの7カ国のサッカー協会がパリで会議を開催し、連盟の発足を承認。その翌年の1905年、FIFAはいよいよ念願の国際選手権を開催すべく大会規約を決め、参加国を募ったものの、誕生したばかりのFIFAには実行力も資金もなく、またオリンピックとの差別化をはかる必要性もあり、大会参加国獲得は難航しました。途中に第一次世界大戦の影響もあって、第1回ワールドカップをウルグアイで開催できたのは1930年のことでした。

スポーツで世界をひとつに

FIFAに加盟する協会の数は211協会。これは現在の世界の独立国数(国際連合加盟国数)である193か国より多い数になります。その理由は、イギリスのようにひとつの国でありながら4つの地域がそれぞれチームで加盟しているからです。隣国の中国の場合は、中国以外にマカオ、香港、台湾がそれぞれ独立したチームとして協会に参加しています。
ひとつのスポーツで世界の国や地域をひとつにまとめているFIFAという組織は、競技団体という存在価値以上の価値があります。最近はスポーツに政治的な影響が及ぶことがあります。これについては賛否がわかれるところですが、スポーツが政治利用されるのではなく、結果として、フェアなスポーツを通して世界がひとつになることができるならば、それは素晴らしいこと。
今年はサッカーワールドカップロシア大会、2019年はラグビーワールドカップ日本大会、2020年は東京オリンピック、日本に住む私たちにとって身近なところで、スポーツの国際的な祭典が続きます。競技そのものや各選手の活躍に興奮しつつも、そのスポーツや大会の歴史にも目を向けてみると、違った楽しみ方ができると思います。

今日の名言

「全盛期? これからだよ。」
51歳になった今も現役を続けている日本サッカー界のレジェンド、キングカズこと三浦知良氏の言葉。いまだに野心溢れる言葉。

About The Author

ウルサイ株式会社,モバイルスクール歴使家Kentaro Taga
「おもしろきこともなき世をおもしろく」と病床の幕末の志士が読みました。
看病していた尼が「すみなすものは心なりけり」と返しました。
ぼくはあなたにとってそんな尼のような人間になりたいと思っています。
すべては自分のこころしだい。

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